2008年03月18日

五輪予選グループリーグ敗退後のあれこれ


ウーゴの記者会見矢印緑

ウーゴ・サンチェス監督は、五輪出場を逃したことを「失敗」と認めたが、
辞任する意志はないとのこと。
「なぜなら2010年まで契約しているのだから、(南アW杯が)最終試験であるはず」。

「失敗という言葉を使うのは気に入らないが、そう言ったほうがいいと思う、
 そうでないと、この言葉を口にするまで諸君は私を問い詰めるであろう。
 オリンピックに行く心づもりはあったのであり、それを果たせなかったのは失敗だ。
 行くチャンスすら得られなかったのは、更なる苦痛である」。

「我々はハイチよりレベルが上だった、相手が9人になってしまったというばかりではなく。
 明らかなチャンスは何度もあり、しかしプレイヤーたちは私が要請した充分な効率を示すことができなかった。
 ここ5試合においてずっと問題だった効率の欠如だ」

いやあのね、だから5試合も前ってことは大会前の親善から、
ゴール決めるべきところで決められないのはわかってたじゃないですか?
それを「決めろ」って言うだけが監督なんでしょうか?
わかっていたのに対応しなかったのはなぜ? できなかったの?

「多くのチャンスを無駄にして、効率は期待を下回った。
 カナダの結果を知らずして我々は5−0で勝つことを目指していた。
 しかしハイチから受けた1ゴールがいけなかった、そのために敗退した」

どーしてカナダ戦やグアテマラ戦でも、5−0とは言わない、1−0でも2−0でもいいから
勝つことを目指さなかったんでしょうか?
やればできる、と言うってことは、それまでやらなかったってことだよね?

「メキシコはオリンピックでメダルを獲得したことは一度もなく、
 だからそれが目標だったし、我々の夢でもあった。
 残念ながら、我々はまた四年間待たねばならない」

まあ次のオリンピック予選の監督は確実に別の人でしょうけど。

黄金杯、コパ・アメリカと五輪予選の結果をもって辞任を考えるかという質問に対しては
「2010年W杯の任務をまっとうできることを望んでいる、
 なんと言ってもそれが最終試験であるのだから」

最終試験を受けるためには普通、一次試験二次試験を突破しなくちゃね?

ジョバンニその他の欧州組選手たちが参加できなかったことについては、
そこは潔く、最初から計画に含まずにやってきたのだから、と答えてます。
「『もし』はサッカーにも現実の生活にも存在しない。
 敗退を強く受け止めるべきだ、人生の難関を越えるときと同じように」

観客がラボルペやチュチョ・ラミレスの名を叫んだことに対しては、
「プレイヤーたちはすばらしい努力を見せ、やるべき仕事を成し遂げた、
 唯一責任があるのは私である」

でも辞任はしないのね。らしいと言えばらしいです。

これが最良の代表だったか、という質問に対しては肯定し、
この世代が才能と技術に長けていることを強調した。
「ベストのプレイヤーたちだ。効率が悪かっただけ。
 これが現実で、歴史を刻むにはよい結果を出さねばならない、勝たねばならない」

ヴィリャルスの意見矢印緑

選手代表(?)としてヴィリャルスの意見が出てました。

「監督の責任ではない、ゴールを決めるべきは選手であって監督ではない。
 監督は指示を出すが、選手はそれに従ってピッチで結果を出さねばならない。
 ピッチにいるのは選手だけだ」

ヴィリャルスは記事にもあるように、3戦通してよく頑張りもしたけど、
PK失敗も含めてミスもありました。
まあ実際プレイするのは選手たちなんだから、まるきり責任がないとは言えないわけで、
反省はしてもらいたいところですから、ヴィリャルスの言い分ももっともです。
監督にまったく責任がないとも、私は思いませんが。

この世代が黄金世代であるという見方に対しては
「そういう見方もあるが、ピッチで結果を見せなければならない。
 言葉だけではダメだ」

監督について
「とてもうまくやってきた、彼には常に感謝している、
 ぼくたちを信頼してくれ、だからここまでやってきた」

何度も繰り返して、努力はしたけどそれが及ばなかったと言ってます。
U−17の結果とウーゴの(少なくとも今回は間違った方向に作用したであろう)自信が
今回の驕りと敗退につながったような気がしますね。
選手たちにも大いに反省してもらいたいです。

サッカー協会の会長コンペアン矢印緑

コンペアンは、これは重篤な失敗であると認めています。
ともかくロンドンでやるガーナとの親善試合はウーゴが指揮する、
3月31日には会合を開いて、ウーゴの去就を検討する、とのこと。

協会の局長(?セクレタリオ)であるデシオ・デ・マリアと
メキシコ代表の代表であるギイェルモ・カントゥも一緒に記者会見。
五輪に参加できないことの深刻さと問題を認めています。

ともかくも、3月31日には真剣に今後を検討するという話。

アトラスの副会長グスタボ・モントーヤ矢印緑

「ウーゴを理解する」のをこれ以上は続けられない、と発言。
そう言えばカナダ戦のあとでも、テラサスさんのこの漫画矢印緑に笑いました。
ウーゴ「おれのアイディアを誰も理解してくれない……」
代表「って、どのアイディア?」

今は笑うに笑えない、かも。
ウーゴは確かにずっと、自分の(斬新な?)アイディアを選手たちが理解して
それをピッチで実践してくれることだと言い続けてました。
その「アイディア」が何なのかよくわからない、選手たちもわかってない、
という批判はずっとあったし、
私なりに理解した範囲で、そのスタイルがメキシコに合っているのか?
という疑問もありました。
本当に、このまま無理を続けて、結果が出るのか、いい方向に向かうのか、
それはとても難しい問題だと思います。

が、W杯予選を危険にさらすわけにはいかない、というモントーヤに賛同したい気持ちは強いですね。
この五輪予選、選手たちはU−17でも実績を出した選手が数多く、
クラブ側も数々の不便を強いられながらも選手を供出し、
長期合宿を組んで、「金メダル」を取るべくやってきたはずだったのに……。
予選敗退、それもグループリーグで……。







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