2010年01月27日

カバーニャス事件の進展について


前の記事のコメント欄に続報を出していますが、
カバーニャスの容態に関する話と、
事件の真相やその後の進展に関する話と、分けます。

私の気持ちとしてはまずカバーニャスに助かってほしい、
少しでも後遺症が少なく回復してほしい、というのが一番で、
事件の真相や犯人に対してはあまり興味なかったんですが、
今日のお昼、Zona Aguilaというアメリカ専属番組を見ていて、
カバーニャスの元気にプレイする姿を見ながらいろいろ話を聞いていると、
やっぱり犯人に対してものすごい怒りが湧いてきました(遅い?)。
有名なサッカー選手じゃなくても同じような目に遭う人はいるわけで、
有名選手だから、という特別扱いはよくないとは思いますが、
それでもやっぱりずっとずっと見続けてきた選手の、
サッカーへの可能性を奪われたことに対する怒りはあります。

事件がどこまで解決するか、それが真実かどうかについては
メキシコのことだからいろいろ疑問は残ると思いますが、
しかしロマーノ監督誘拐のときもちゃんと解決したわけだし、
サッカーに関しては多少、こういう方面も期待していいのでは……。

というわけで、これまでにわかっていることは、



現場の入り口の監視カメラの映像。
その前に立ってしゃべっている金髪女性はキューバ人ダンサー。
男はヘスス"NN"または"JJ"、「エル・モデロ(モデル)」というあだ名で
本名ホセ・J・バルデラス・ガルサ、企業経営者という建前。

カバーニャスが入っていったときすでにトイレ内にいたというもう一人は
フランシスコ"NN"またはパコ(フランシスコの愛称)、あだ名「コンタドール(会計士)」。

監視カメラではこの二人が警備員を押しのけてトイレから出て、
バレットパーキングの車を呼び寄せて逃げていくところまでが追えます。

ここまでが昨晩(24日月曜)遅くに発表になったことです。
そして火曜の昼ごろ、キューバ人ダンサーの証言が得られたとのニュース矢印緑
以下、ツイッターでの発言をまとめます。


カバーニャス事件、金髪ダンサーの説明によると撃った男たちと彼女が仲良くしてたところへカバーニャスの義弟がちょっかいを出したそうで、そのことでカバーニャスと男が短い言い争いの末、発砲となったらしい、というのが今のところ一番信頼できそうな筋書きになってます。 01/26 13:26

男とダンサー、トイレの外で話しているあいだに、今入ってった男の連れがうざいのよ〜、なんて言ってたんでしょうか。じゃあお前は戻っていろ、話をつけてくる、と男が兄貴分だか弟分だかのいるトイレに入って、カバーニャスに絡んだ、ということか。 01/26 13:29

このトイレの掃除夫が、発砲の瞬間は見ていなかったけど、彼らが声を荒げて言い争うのはきいたらしいです。何を言っていたかまでは聞き取れなかったとか。 01/26 13:31

いずれにしても、人の頭を撃つにたる理由とはとうてい思えない……。そもそもメキシコは銃社会じゃなく、ピストルを持ち歩く人などめったにいないのに、こいつらは……。相当ヤバいやつらだったとしか思えません。そして店も問題ありすぎ。 01/26 13:34

今後何か進展があれば、コメント欄に追記していきます。


この記事へのコメント
亀さん、お久し振りです。
カバーニャスの件、つい先程異変を知ったばかりで、思わずこちらに飛んで来ました…。
W杯でカバーニャスを見るのを楽しみにしていたのに、こんな事件に巻き込まれるなんてあんまりです。もうサッカーは望めないんでしょうか。撃たれた場所が場所だけに、助かるだけでも恩の字と考えなきゃいけないのかな…。

本当に、カバーニャスが無事助かって、少しでも後遺症が少なくあって欲しいですね。
ori  2010年01月28日 00:44
>oriさん
お久し振りです〜。
こんなことでまた来ていただけるとは嬉しいのか悲しいのか、ですね……。
容態についてはひとつ前の記事のコメント欄に書いていきますので、
そちらも合わせて見てくださいね。
病院まではっきり意識があったというから希望的観測もしてましたが、
やはり頭を撃たれたということは大変なことですよね……。
今はとにかくサッカーができるかどうかよりも、命が助かるかどうか、
というところみたいです。
でも体力あるだろうし、きっとまた元気になってくれると思いたい。
リハビリにどんなに時間がかかってもいいから、
充分動けるくらいには回復してほしいですよね。

事件に関する進展ですが、
http://www.mediotiempo.com/futbol/mexico/noticias/2010/01/26/difundieron-retratos-hablados-de-los-implicados-en-el-caso-cabanas
例のトイレから逃げた二人組みを顔写真付きで指名手配中。
……だったんですが、そのうちのひとりの身元を間違えていたと……。
http://www.mediotiempo.com/futbol/mexico/noticias/2010/01/27/confundio-pgjdf-a-uno-de-los-agresores-de-cabanas
おいおいおいおい、しっかりしてくれよぅ〜〜〜。
従犯とされるほうのコンタドールというあだ名の男、
エドゥアルド・ガルシア・アラニースという男だと発表されてましたが、
この男はすでに窃盗で逮捕されて刑務所にいることがわかったそうです。

まあね、ロマーノ監督誘拐事件も蓋を開けてみたら刑務所に座って
誘拐計画の指示を出してた大物が主犯だったてな話だったから、
刑務所にいるはずの男が堂々とバーに出入りしててもおかしくはないかも。
でも刑務所にいるってんなら、いるんでしょう。
で、結局コンタドールというあだ名の男の身元はわからない状態。
しかしとにかく主犯はわかってるんだから、早く捕まるといいですが。
亀 & 追記  2010年01月28日 01:43
http://www.mediotiempo.com/futbol/mexico/noticias/2010/01/31/testigo-afirma-que-cabanas-reto-a-su-agresor

バーのトイレの掃除夫、最初は彼らが言い争っているのは聞いたけど、
音楽がうるさくて何を言っているかまでは聞き取れなかったと言ってましたが、
なぜか一転して、明確な会話を再現して証言したとのことです。
イヤ待て待て待て、それ、本当に信用できるの!?

その人によると、トイレでまずJJがカバーニャスに声をかけ、
「どしたんだよ、カバーニャス? アメリカがチャンピオンになるための
 ゴールってのはいったいどうしたんだよ?」と言ったらしい。
アメリカは前日、モレリアに2−0で負けていました。
このことでカバーニャスの機嫌が悪くて、
つまんない(女の)ことで絡まれてカッカして口論になった可能性はあるかも、
と思ってましたが、まさか単刀直入にその話題だったとは……。
「で、お前は誰だよ?」とカバーニャス。
それに対し、JJは、うーむ、訳しにくいですが、とにかく罵倒で答えてます。
そこから口論になり、相手がピストルを抜き、カバーニャスに向け、
そしてカバーニャスが挑発した、
「おー、撃てるもんなら撃ってみろ、金○マついてるんなら」。
で、撃って、逃げたと。

これが本当だとしたら……
もちろん悪いのは撃ったやつですが、カバーニャス……orz
たった一試合負けたことで、こんなときに選手生命を絶たれるとは……。

ただし、この証人がどこまで信用できるのか、
犯人の側から脅迫されての作り話の可能性はないのか、
その辺はわかりませんが。
ちゃんと身柄を保護してもらってるんだろうか?
最重要参考人ですからね。
しかしこう言っちゃあ何だが、
トイレ掃除のおじさんがこんな大事件に巻き込まれて、
注目を浴びるとなったら、話を盛り上げるために作り話をしてもおかしくない、
と思ってしまう私はメキシコに毒されすぎ?
とりあえず、これを真実と思うかどうかは保留にしておきたいと思います。
追記  2010年01月28日 23:53
http://www.mediotiempo.com/futbol/mexico/noticias/2010/01/28/alerta-pgjdf-sobre-peligrosidad-de-el-jj

カバーニャスを撃った男は相当ヤバいやつだったようで、
名前は二つ以上持ち、身を隠すことに慣れていて、
もう国外脱出している可能性も高いとのことです。

また、トイレの掃除夫が最初は何も聞かなかったと言っていたのは、
この男に対する恐怖心からであって、
それをなだめすかしてしゃべらせたということらしい。
まあ、この人にしたって命がかかってくることですもんね。
それからこの掃除夫のおじさん、カバーニャスの血で汚れた床を
掃除するよう命じられたので掃除したそうです。
証拠隠滅になるんだけど、命じたのが撃った男だったのか、
バーのえらいさんだったのかはなんかはっきりしない感じ。

http://www.mediotiempo.com/futbol/mexico/noticias/2010/01/28/cadenero-escondio-el-casquillo-del-balazo-a-cabanas
そして、見つかっていなかった薬莢は、バーの従業員(?)が
紙ナプキンに包んでポケットに突っ込み、
そのあと公衆電話の隅っこに隠したんだそうです。
何のためにそんなことをしたのか意味不明だー。
その言うとおりのところで見つかった薬莢から、
使われた武器は25口径の「アギラ」というメーカーだったとわかったとか。
アギラ……。
カバーニャスの所属するクラブ・アメリカの愛称と同じではないですか。
そうでなくとも喧嘩の原因がアメリカの敗戦だったと言われた時点で、
アメリカニスタたちは互いを殺しあうとコメント欄でバカにされてました。
カバーニャスを本気で撃っちゃうようなやつをアメリカニスタと言っては、
さすがに全国のアメリカニスタに失礼だろうと思ってましたが、
使われた銃までがアギラだったとは……。

ちなみに、事件当日発見されたラテックスの手袋から出た計画的殺人説は
いつの間にか立ち消え、手袋も誰も言及しなくなりました。
やっぱりおバカな鑑識員が捨てたものだった……?
計画的殺人だったなら、あんな監視カメラに堂々と顔をさらすようなことはないでしょうしね。
追記  2010年01月29日 13:08
えええーー;
掃除夫のおじさんの証言が信用できるものだとしたら、カバーニャスもアホ杉…orz
しかも撃たれた銃がアギラって、なんという因縁なんでしょうか。

とりあえず、峠は越して、良い兆しもあるってことは良かったですが。
ori  2010年01月30日 01:02
>oriさん
やっぱそうですよねえ……。
だからって丸腰の人間を撃つ阿呆がいるとはカバーニャスも思わなかったのか。
自分がアメリカのトップストライカーであるという自信があったから、
その自分を撃ったらどうなるか、相手も考えると思ったんでしょうか?
何度考えても、こんなことですべてを……と思うと、虚しいですよね……。
まあ今のところ容態はよくなってきているようなので、
それが唯一の救いでしょうか。
 2010年01月30日 01:28
何やら容疑者(犯人と断定してもよさそうですが)が
カンクーンで捕まったという情報が流れたようですが、ガセだったみたいです。
そのまた直後に、今度はソノラ州(北のほう)で捕まったという話が。
こちらはどうなんでしょうか。
メキシコ全土で誤認逮捕が相次いでいるような気もしないでもない……。
http://www.terra.com/deportes/articulo/html/fox1247731.htm
こちらに、その容疑者JJのフェースブックの自画像写真が出てますが、
メキシコ代表ユニなんか着ちゃって、サッカーファンではあったんだろうなあ。
というか、この写真ではそこらへんにいるふつーの兄ちゃんに見えてしまう。
medioさんに出ていたスーツ姿も、にこやかなイケメンなだけに、
見るたびにむかついてたんですが……。
ReformaとかExcelsiorとか大手のところが、逮捕の発表があったと書いてます。
一応公式にそういう発表があったことは確かなようですね。

http://www.youtube.com/watch?v=YSD5F0QlySs
それから、事件のあったバーの入り口の監視カメラの分析で、
カバーニャスたちが入った数秒後に、このJJも入っていることがわかったとか。
げー、まさかと思うけど最初からそのつもりであとを追ってきたんでは?
そもそも計画的殺人だという話はどこへ行ってしまったんでしょうか。
動画に写っている、お腹に四角い絵の入ったシャツを着たのがカバーニャス、
同行している髪の長い奥さんと、短髪の義弟は
入り口で簡単にですが身体検査(女性はバッグの検査)を受けています。
ところがその直後に入ってきた例のふたり組みは、
このバーの顔馴染み(カバーニャスだってそうだったと思うんだが)だからか、
検査なしでスルーパス、店の人と抱擁なんか交わしちゃったりして。
黒いスーツのほうがコンタドール、相棒だかボディガードだかで、
白いスーツのがJJらしいです。
キューバ人ダンサーは、私、バーで踊っているダンサーかと思ってたんですが、
そうではなくて、こちらもお客さまだったようです。
三人連れで、JJたちに数分遅れてバーに到着した様子が写っているとのこと。
まあダンサーたちはたぶん事件には直接関係なさそうですけど。
バーの経営や管理体制にも、いろいろと問題が山積みのようです。
追記  2010年01月30日 08:23
事件に関しても週末に出かけてしまって、ニュース追えなくなってましたが、
ソノラで捕まったというニュースは結局やっぱりガセだったの?

http://www.netjoven.pe/noticias/35283/Caso-Salvador-Cabanas-Investigan-pistas-sobre-el-agresor-en-Texas.html
テキサスにまで捜査の手が伸びている、というニュースが出ているところから、
まだ捕まってないということなんでしょうかねえ。

また一方では、これまた話が飛んでしまっていてよくわからんのですが、
バーの経営者や従業員ら7人の弁護士が主張するところ?によると、
カバーニャスの襲撃は計画的なものだった?
http://www.record.com.mx/futbol/aseguran-que-ataque-a-cabanas-fue-planeado-02022010.html
http://www.cronica.com.mx/nota.php?id_nota=485090
http://www.milenio.com/node/372870
犯人たちは25口径銃を店に持ち込むことで店の警備を馬鹿にしている、
というのが主張のひとつ。
もうひとつはJJと一緒にカバーニャスを襲ったコンタドールって男が、
その銃撃の数分前にボディガードのひとりと抱擁を交わしていて、
そのときにボディガードがコンタドールのズボンの尻に
銃を押し込むところが監視カメラに写っている、
その銃はJJがカバーニャスを撃ったものだった、
んで、その辺をはっきりさせて、このすべてが計画的な殺人(未遂)だった
ということがはっきりすれば、バーは利用されただけで、
その経営者や従業員は事件とは無関係、という弁護団の主張らしいです。

まあバーがぐるだったかどうかは、比較的どっちでもいいんですが、
計画的犯行だったとしたら、逃亡計画もばっちりだろうから、
そうでなくともなかなか捕まりそうにないのに、ますます……。
とはいえ、店もぐるになっての計画的犯行だとしたら、
トイレの監視カメラにばっちり映っちゃってるって馬鹿ですな。
やっぱりそこまで計画的だったとは思えないです。
何でもいいから、早く捕まえてください。
追記  2010年02月03日 12:48
カバニャス、いい奴って感じなので未だに信じられませんが、回復してきてるみたいでよかったです。
狙ってた可能性があるなら、なおさら早く犯人を捕まえることが今後の抑止になると思うので、警察には頑張ってもらいたいですね。
コンクリ  2010年02月04日 07:49
コンクリさん、こんにちは〜。
早く事件解決してほしいですよねえ、5割がた無理かもとわかっていても。
バーの入り口監視カメラで犯人たちが数分後に入ったのを見て、
最初から絡むつもりであとを追ってきたんじゃないかとは思いました。
もし何らかの組織絡みの犯罪だとしたら、
家族も含めてまた狙われる可能性だってありますよね。
カバーニャスの代理人だったかがそれを主張して、
奥さんや子供たち、その他家族の警備を補強するよう要請しています。
とにかくもう、これ以上なにか起こらないようしっかりしてほしいですよね。
その一方で、犯人を早く捕まえて、はっきりさせること。
まあ捕まったからって、そうそう素直に吐くとも思えませんが……。
こうなってくると本当に、バカなファンとちょっとカッとなっちゃった選手の
口論のあげくの事件だった、というほうがまだ安心できますね。
 2010年02月04日 10:38
メキシコは銃社会です。
あしからず。
メヒカーノ  2010年06月26日 08:20
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