ゴール
1 - 0 Emanuel Villa al minuto 3' de (Autogol)
1 - 1 Christian Riveros al minuto 6' de cabeza a pase de Rogelio Chávez
1 - 2 Christian Riveros al minuto 17' de cabeza a pase de Rogelio Chávez
1 - 3 Emanuel Villa al minuto 34'
2 - 3 Humberto Suazo al minuto 47' a pase de Severo Meza
3 - 3 Sergio Santana al minuto 70' de cabeza a pase de Osvaldo David Martínez
4 - 3 Humberto Suazo al minuto 88'
Monterrey | Cruz Azul |
1 | Jonathan Emmanuel Orozco | | 1 | José de Jesús Corona | |
23 | Felipe Baloy ■ | 46' | 16 | Rogelio Chávez | 76' |
5 | Duilio Davino | | 4 | Julio César Domínguez | |
15 | José María Basanta | | 13 | Melvin Brown | |
22 | William Paredes | | 2 | Fausto Pinto | |
4 | Diego Martínez | 46' | 6 | Gerardo Torrado | |
8 | Luis Ernesto Pérez | | 7 | Christian Riveros | |
20 | Walter Ayoví | | 21 | Jaime Lozano | |
28 | Jesús Arellano | 60' | 18 | César Villaluz | 65' |
11 | Aldo de Nigris | | 11 | Mario Ortiz | 60' |
26 | Humberto Suazo | | 30 | Emanuel Villa | |
2 | Severo Meza | 46' | 27 | Javier Orozco | 60' |
9 | Sergio Santana ■ | 46' | 20 | Alejandro Castro ■ | 65' |
10 | Osvaldo David Martínez | 60' | 23 | Edgar Gerardo Lugo | 76' |
DT | Víctor Manuel Vucetich | | DT | Enrique Meza | |
一晩開けてのレポです。
前半4分、1−0、ヴィリャ(OG)いきなりモンテレイ先制。
スアソが蹴ったCKをバサンタが、と思ったらヴィリャがヘディングしてました。
どっひゃーー、いきなりのオウンゴールかよアスル〜。
と思ったらそのわずか数分後に!
7分、1−1、リヴェロスさっきとまったく同じパターンで、ただしオウンゴールじゃなく
ちゃんと相手ゴールにでしたが、CKへヘディング。
これであっという間に振り出しに戻ってしまいました。
リギージャは決勝までは引き分けスコアだと順位が物を言いますが、
決勝だけはそれがないので、引き分けは引き分け。
アウェイゴールルールもなく、ひたすらスコアで勝つまで頑張る。
第二戦90分で決着つかなければ延長戦、そしてPK戦です。
ところが……またまたアスルのゴール。
17分、1−2、リヴェロスリヴェロス、すごすぎ。
今度はエリア外25mくらいだったかのところからチャベスがFK、
それをまたまたヘディングで掠めるようにして決めてしまいました。
バーにいたアスルユニのおっさんが叫びまくる。ちょっとうるさいよ?
まあこないだのマトラカぶん回してたアメリカファンよりはマシだけどさ。
モンテレイは雨が降っていました。
試合が始まる前に画面が真っ白で何も見えないほどだったのは発煙筒?
私たちが見ていたバーの大画面は普通のテレビ画面を引き伸ばしたものなので、
色も薄くてぼわぼわです。
しかも今日はこないだより少し手前に座ったので、画面が近い&でかい。
顔がアップで映ったりすると、誰なんだか認識できません。
しかも、音量がでかいよ……。耳が痛くなります。
で、モンテレイは試合開始直後から、ファウルが多かった。
なんだなんだ、おい、大丈夫か、と思うくらい、不要なファウルやってました。
何だか不安だなあ、
2005年のあの決勝の日も、雨が降ってたよなあ。
なんて不吉なことを思い出したりもして。
そんなことを考えているうちに、おい〜、アスル三点目!?
モンテレイ、今日はまったく、どうしちゃったんだ。
34分、1−3、ヴィリャ今度はちゃんと相手のゴールに入れたヴィリャです。名誉挽回。
マリオ・オルティスだったかが右サイドから上げたクロスを、
GKオロスコとバサンタがクリアしようとしてぶつかりあい、
ぽろっとこぼれたのを、ちゃっかり走りこんでいたヴィリャが蹴りこみ。
で、前半は1−3というスコアで終了しちゃいました。
途中で一度モンテレイのゴールがあったんだけど、
その前にファウルの笛が鳴り響いていて無効。
誰のファウルだったのか、バロイかバサンタかダヴィーノか?
テレビでも何度も検証していたけど、よくわかりませんでした。
前半ロスタイムにもアルドがゴール決めたけど、これは明らかなオフサイド。
後半この試合に向けてメディアも盛り上がりを見せていましたが、
試合前のアンケートで、「どっちのGKが上、オロスコ、コロナ?」てのがあり、
うーん、全体ではどっちも不安が残るけど、ここ数試合だとオロスコかなあ、
と思って結果を見たら、コロナ:オロスコが3:1くらいですよ。
でもまあコロナは一応代表GKでもあるしねえ。
と思ってたら今度は「どっちの監督が上、メサ、それともヴセティッチ?」
これまた微妙な問題だなあ、でもアスルはマルカリアンでもガリンドでも
リギージャ決勝までは行ってるわけだし、
一方のモンテレイはずっとダメダメだったのを立てなおしたんだから
ヴセティッチのほうがすごいかなあ、と思って結果を見たら……
これまたメサ:ヴセティッチが3:1くらいの割合になってます。
なんだ、要するにこれ、ファンの数がアスルが3倍ってことか。
いやあ、私としてはこれが三度目の正直のアスルに優勝してほしい気もあるし
(特に一年前PK外して泣いてたヴェラが不憫でねえ)、
でもやっぱりモンテレイはいい試合してきたと思うし、アルドのこともあるし、
どっち応援しようかなという感じでバーに向かったんですが、
こういう展開になってくると、モンテレイ応援しちゃうよね。
というか今日は引き分けるくらいがやっぱり一番面白いし。
こう言っちゃあ何ですが、アスルってなんで決勝まで残ってるのかよくわからん。
まあ新しいGKコロナはよく頑張ってると思うけど、
ヴィリャはシーズン最初はすごくよかったけど、後半失速してるし、
トラドはここ数シーズンマシになってきたとはいえ相変わらずイエロー大魔王、
リヴェロスはコンスタントにいいプレイしてると思うけど、
それ以外で、誰がぱっとするという感じもあんまりないし、
チームとしてすごくまとまってるイメージもない。
でもここ2年4シーズンで3回もリギージャ決勝まで来てるんだよねえ。
不思議なチームです。
で、モンテレイは後半開始と同時にふたり入れ替えました。
それも、バロイを下げてセヴェロ・メサを、
ディエゴ・マルティネス(DF)を下げてサンターナ(FW)を、
というびっくりの交代。
しかも、これが利くから、やっぱりヴセティッチすごいんでないの?
後半、モンテレイはあの前半は何だったの、というくらい
ボールを支配しまくり、攻めまくり。
そしてさっそくゴールです。
47分、2−3、スアソいやあ、スアソ大明神だねえ。
アスルの中途半端なクリアボールを拾って、
ペナルティポイントの少し手前からばっちりシュート。
俄然盛り上がりました。
バーも、私たちが到着したときはもう一組がいるくらいだったんですが、
後半始まるころにはけっこう大勢が来ていて、このゴールに盛り上がりました。
モンテレイ応援のおばさんもいて、いけー!そこだー!と叫んでます。
が、まだリードしているアスル、攻めまくるモンテレイ、
そのままスコアは動かずじりじりと。
モンテレイGKオロスコ、後半はだいぶマシになったとはいえ、
何だか今日は怖い飛び出しが何度もあって、スタジアムもそのたびどよめく。
どうしたんだ、今日は神がかりのオロスコが消えちゃってるよ。
でもこの展開ではアルドが同点ゴール決めるべきところだよね?
そんでトーニョに祈り捧げてスタジアムを泣かせるところだよね?
と思ってたら、ゴール決めたのはなんと、サンターナでした。
70分、3−3、サンターナ交代で入ったオスワルド・マルティネス、いい働きしてます。
右サイドからアスルDFを軽く躱してクロスをあげ、
それにサンターナがヘディングで決めました。
いやもうすごい盛り上がりです。
となると、アルドは大逆転ゴール決めるの?
私としては同点に追いついただけでも充分満足な展開で、
このままのスコアで終わってくれてもいいと思ってたんですが、
何しろ盛り上がっちゃってるモンテレイ。バーも盛り上がってます。
アスルユニの兄ちゃんはすっかりおとなしくなっちゃって。
というかこんなにいたのかモンテレイ応援の人。
そしてまた、スアソのFKをアルドがまったくフリーですごい高さで
へでぃ〜〜んぐ! して、ポスト掠めて外すシーンとかもあり、
バー全体が、どど〜っと盛り上がって、どど〜っと崩れ落ちる。
そんな中で……
89分、4−3、スアソまさかまさかの大逆転!
またまたオスワルディート・マルティネスが右から攻め込み、
GKコロナとぶつかるように倒れこみながら、
それでも根性で押し出した足先がボールをコロナの股のあいだに見事に突っ込み、
トンネルでころころと転げ出たボールにスアソが走りこんで押し込み〜!
オスワルディート、コロナには髪の毛一本触れない見事なプレイでした。
もうすごい騒ぎですよ、バーの中。
テレビから伝わるスタジアムの騒音は言うに及ばず。
そんな中でもプレイは続き、
もう誰が蹴ったかも見てませんでしたが、すごいシュートを、
これまた誰だったかメルヴィン・ブラウンだったか?
スーパーマンのように飛びながら、反対側に伸ばした足先でスーパーセーブ!
なんてシーンもあり、でもバーの皆さんは騒ぎっぱなしで、
もう何が何だかすっちゃかめっちゃか、のうちに、終了の笛〜〜。
そうそうそう、こういうのがメキシコサッカーなんだよね。
何があるかわからない、もうダメと思ったところにこそサプライズがある。
でもアスルだってメキシコのチームですからね、
これで終わるわけはありません。
第二戦はこれ以上の盛り上がりを見せてくれるものと期待してます。
もう、どっちでもいいや、どっちが優勝してもいいから、
こういう面白い試合をやってください、両方とも!!
こんなおもろい試合をナマで見ることができて、
ほんまに幸せです。
ただ、、、スアソ、行っちゃうんですか・・・!?
もうオファー来てるのでしょうか・・・。
スアソはオファはまだないと思います。
本人が希望を漏らしているだけで。
だから、残留の可能性も充分あるとは思いますが、
何しろこの活躍だから、オファがあってもぜんぜんおかしくないですよね。
ものすごく残念ですが、本人のモチベーションのためには仕方ないのでしょうか……。
アドレナリン出まくりのすさまじい試合でした。
1-3になった時点でかなりスタジアムも静まり返ってしまいましたが、
あきらめず応援を続けるファンがスタンドにはたくさんいました。
後半早々それにスアソが火をつけました。
後半頭から、ボールを必死に追っかけ、ボールを呼び込み、
ルチョにもガンガン指示を出してるスアソがいました。
あんなスアソ見たことないです。
まだ若いですし、メンタルの波がもう少しなくなれば十分ヨーロッパでも通用するでしょう。
でも、行って欲しくない・・・。
だから私もハマっちゃったわけですが。
これだからメキシコサッカー見るのやめられません。
さて、悲願三度目のアスルが勝つか、
トーニョの亡霊しょったモンテレイが勝つか。
第二戦が楽しみですね。
スアソ、欧州行きに張り切ってるんでしょうか。
もしかしたらまだ公にできなくてもオファがあるのかも。
メキシコに来て半年で泣きべそかいて帰りたいとか言ってたのに、
帰らず頑張ってよかったですよね。
よそに行ってもこれまで以上に頑張ってほしいです。
残ってくれたらもっといいけど……。