アステカスタジアムの、客席とピッチを隔てる金網を取り外す作業が進んでいるそうです

最初、写真を見て、え、なんで???と……。
古くなってるから新しいのと取り替えるための作業の第一段階、とか考えましたが、
記事を探して読んでみると、そうではなくて、
今年三月のアフリカでのW杯予選コートジボワール対マラヴィで、
詰め掛けた観客がフェンスによじ登って崩れ、22人の死者を出した事件とか、
そういうことから、そもそもフェンスがあるのが悪い!……と?
アステカスタジアムのフェンスは、高さ3m、長さ420mだそうで、
これは1986年にW杯開催したときにつけられたものだとか。
しかしFIFAの意向もあって、これを取り外し、
ピッチへの侵入者に対しては、観客の良識と警備員で対応するらしい。
ただし、アメリカのサポーターが入る北のゴール裏フェンスに関しては、
ここの150m分だけは残すらしいです。
2004年のリベルタ杯でアメリカがブラジルのサン・カエターノと対戦中、
サポーターがこのフェンスを押し倒してピッチに侵入したこともあったとか。
じゃあ、あっても役にたたねえじゃん、ていう問題ではないですか。
メキシコ一部リーグのスタジアムとしては、
モンテレイのテック、アトランテのアンドレス・キンタナロー、
インディオスのベニト・フアレス、サンルイスのアルフォンソ・ラストラス、
サントスのコロナ、プエブラのクアウテモックの6スタジアムがこれまでも
フェンスなしだそうです。
へえー、そうなんやー。
確かにそれで、侵入者が毎回あるとかいうわけではないので、
なくてもけっこう大丈夫なのかなあ。

フェンス取り外しの最中

フェンスが取り払われたところ
見た目はかなりすっきりして、いい感じですね。
これで問題なく試合が行われるなら、このほうがいいかなあ。
というわけで、このフェンスなしのアステカスタジアムお披露目試合は、
10月10日のW杯予選メキシコ対エルサルバドルになるそうです。
うわー、いきなり大事な試合やるなあ。
大丈夫であることを祈っています。
観客席とピッチを仕切るアクリル板をはずしていました。
金網とかあるとやっぱり見難いですもんね。
モンテレイのテックは金網ないですが、
ピッチと観客席の間に大きな深い溝があります。
落ちたら大怪我するような・・・。
だから、金網がないのだと思います。
へえ〜、イタリアでもそんな動きがあるんですね。
しかしアクリル板か、なるほど。
それならよじ登るわけにもいかないからいいですね!?
モンテレイのテック、なるほどね〜、そんなものがあったんですか。
飛び越えるのも無理なくらいの幅なんでしょうね。
でもそれ、大雨のときにはお堀になるかも!?
ピッチに水が溜まらないですんで一石二鳥かもですね。
ケレタロのコレヒドーラスタジアムも同じくフェンスを撤廃する予定だそうです。
これで、メキシコ一部リーグの18チーム中8つが金網なしになりますね。