なんかプエブラ、調子がいいのか悪いのか今いちよくわからない。
それでもリギージャに食い込むほどなんだから、頑張ってると思います。
監督もチェリスを馘にしたり復活させたり馘にしたり復活させたり、
クラブの方針が今いちよくわからないけど、
とにかく選手たちと監督、それにファンたちが一丸となってやっている、
と思ってました、傍目からは。
ところが、チェリス監督が何やらキレたご様子

記事にしようかどうしようか迷いましたが、
インパクトあるのでやっぱり記事にしておきます。
先週末の試合でインディオスにホームで負けた、
まあそれはそれとして自慢できることではないでしょうが、
総合的な成績を見れば、昇格してきたチーム(2年目だけど)としては
充分誇れる成績だと思うのですね。
しかしどうやらプエブラのクラブ幹部たちはそうは思わなかったらしい。
で、これまでの好成績は棚に上げて、
1試合の敗戦をネチネチと嫌味言われたんでしょうか。
ホセ・ルイス・サンチェス・ソラー監督、別名チェリス、
「(インディオスとの)試合をわざと落としたなんて、
いったいどんな頭をしてたらそんなことが言えるんだ。
だけど人はそれを信じてしまう。
我々選手たちと監督はまったく孤独で、誰も我々を擁護しない。
価値を認めず、容認しない。
記憶力も感情もチームへの評価もなく、どうだっていいんだ」
という激しい告発振り。
しかも選手たちへの給料も勝ち試合への褒賞も支払われておらず、
クラブ幹部のアブラハム、オルヴェーラとフェルナンデス・ブリートは
リカルド・エナイネが主張するのとは裏腹に、
もうクラブを離れていると暴露。
これ、スポンサーたちですかね。
そして、他に誰も、この四ヶ月間のチームの努力に対して
払ってやろうという者がいない。と言ってる様子。
クラブ幹部たちは互いに責任を押し付け合い、
自分は逃げて回っている、ということなんでしょうか。
しかもプエブラでは90%が口約束に過ぎず、
ヴィルチェス、フェレイラ、ラモン・ヌニェス、サンティアゴ・フェルナンデス、
この四人以外は正式な契約すら交わしてない……?
ので、誰が給料を払うかということについても、
誰にも責任を問えない状態である、ということみたいです。
うわー。
そしてもうほぼ確実にリギージャに進出決定しているというのに、
チェリス監督は
「もうここにいたくない、もうイヤだ、鬱だ、
うんざりしている、ここのすべてがクズだ」
「リギージャはもうすぐそこで、選手たちは進出するだろう、
私がいようといまいと、彼らには何の問題もない、
戦っているのは彼らで、私はただもうひたすらここから去りたい。
家に帰りたい、家でだけくつろげる」
「12月15日にこれが始まったとき(て、チェリスが監督に三たび復活した時?)
選手たちに注目する人なんて誰もいなかった。
そして今になって勝利の道を歩んでいるときに、
インディオス戦について私が疑問視される。
という具合に、不満をぶちまけてます。
で、このシーズンが終わったら、どんな成績だろうと
プエブラを立ち去りたい、
来シーズンもここに残るなんてもってのほか、
どっちにしてもクラブも彼を新しいプランに組み込んではいないだろう、
と言い、さらにプエブラ選手たちに、
このクラブに残らないほうがいいよ、とまで。
人生は君たちのもので、勝利の中でさえこんな扱いを受けるなら、
敗戦の時にはどんなことになるか、予想もつかない、と。
まあねえ、一部に昇格してきて、ぎりぎりのところで頑張って、
リギージャにも出られるってときにたった一敗。
それをギャアスカ攻め立てられたらうんざりもするだろうけど。
それにしてもチェリス監督、よほど鬱憤がたまってたんでしょうな。
これからどうなるのか、ちょっと注目です。
◆
ついでですが、インディオスもクライシス。
こちらも昇格したばかりで苦しいところ、
所在地のチワワ州の州政府が支援してくれるはずのところ、
まったく約束を果たしてもらっていないとか

ちなみにこれは、インフルエンザの問題が出てくるより前の話です。
政治家の言うことを当てにするのもなあ、とは思いますが、
やっぱりサッカーみたいな大規模な事業は
政治絡みで金が動いて機能する面もあるんだろうし。
しかしチワワ州だって裕福とは思えないので、
そうでなくともこの不景気、
それに加えて豚インフルエンザ、
もう勘弁して頂戴、な状況ですね……(溜め息。
【2009年 クラブ:その他の最新記事】
なんかお昼のテレビでもグジャグジャ言ってましたが。
プエブラ、こんだけ非難されてさすがにちょっと動かざるを得なかったか、
株主のエナイネが監督と選手にすべて(ホンマか?)払ったそうです。
次のチバス戦にいっさい支障の出ないように、
グアダラハラへの移動、ホテル、練習、すべて漏れなく、
しかもエナイネのポケットマネーから払ったんだとか。
移動やホテルはともかく、何十人の選手たちの給料をポケットマネーからって、
株主ってそんなに金持ちなの科、それともプエブラの給料が安いのか?
よくわかりませんが、これで丸く収まる……のかなあ?
しかも副会長でもあるらしいエナイネは調子よく、
チェリス監督に来シーズンも残ってくれるようにと言ったらしいです。
チェリスがそれに対してどう答えたかは残念ながら記事にはないですが。
また、降格の危険もまったくゼロになったわけではなく、
次のチバス戦ではっきりするよね〜、とにこやかに嫌味ですか?
ひとまずは次の試合ボイコット、とかはなさそうです。
プエブラの元幹部たちが何やら言い訳してるようです。
眠いので、明日読みます。
http://www.oem.com.mx/esto/notas/n1142315.htm
こっちも
http://www.mediotiempo.com/futbol/mexico/noticias/2009/05/02/solo-adeudan-diez-millones-de-pesos-a-los-jugadores-del-puebla
プエブラ、調査したところ、監督と選手への借金は
たったの1000万ペソなんだそうです、ハハハ。
今のレートだと7000万円くらい?
監督に300万、選手たちに700万だとか。
これは給料ではなく、勝利に対する報奨金として約束されたもの。
で、この借金は今シーズン終わる前に払う約束ということです。
リギージャ進出なんかしたらますますクラブの借金が……。
それもあって、クラブとしては勝ってほしくないとか?
うーん、複雑なオトナの事情ですね。