偶然がふたつ重なって、情報発信の責任と怖さを感じてしまいました……。
まず、こちらの記事のコメント欄で
コンクリさんが紹介してくださった日本語記事に
畏れ多くもプロのサッカー関係者が日本のプロの記者?に語った内容を
テキトーな数字挙げてやんな〜、わはは、みたいにコメント書いちゃった。
その数日後、というのはさっきですが、
久し振りに安田さんのブログと、安田さんの書いておられる
ストライカーDXのコラムが更新されてるッ!
と喜び勇んで見にいきましたら、……
おお、偶然にも、同じような話題が。
でもすみません、この記事の情報元はなんか私のサイトですか?
文章とかほとんど同じだし。
となると、なんか不安になりまして。
いや、これ、私なりに必死にサッカー協会のわかりにくいスペイン語を
解読し解読して書き抜いたものではあるけど、
でも一年以上前のだし、間違ってるかもしれないし……。
と思って、ですね、今年(2008−09)のレギュレーションを読んでみたら……。
うっわ〜〜〜、ごめんなさい!
やっぱり変わってます!!!
何よりも、宇都宮氏とプーマスの関係者にお詫びです。
1000分が正しい情報でありました……orz
去年(2007−08)までは確かに765分だったんです。
これは、そのpdf文書のコピーも保存してますから間違いないです。
17試合のちょうど半分、綺麗に決まっていいじゃん、と思ってたのに、
これだけを満たすのに苦労しているクラブもいくつもあったのに、
なぜにそれを引き上げる!?
まあ765分よりは1000分のほうがわかりやすい……か?
というわけで、新しいレギュレーション(と言っても半年前からのものですが)では
リーグ戦17試合中に1000分以上、
「メキシコ人若手」を起用しなければならない。
メキシコ人、という条件も、以前はついてなかったような。
この「若手」というのは以下のように定義&計算します。
1987年1月1日以降生まれの選手のプレイ時間の100%
1986年1月1日〜12月31日生まれの選手のプレイ時間の50%
1985年1月1日〜12月31日生まれの選手のプレイ時間の25%
つまり、20歳11ヶ月ルールだったものが、
えーと、なんと呼べばいいんでしょうか?
【追記:Regla de Menores とメディアでは呼ばれているようです。
「若手ルール」と訳してみました】
以前はこれ、選手の誕生日を過ぎたら計算に入れる入れないが変わってました。
つまり、シーズン中に21歳になっちゃった選手はそれ以降の試合で、
このルールの「若手」とは規定されなくなっていた。
でもそれではあまりに計算が煩雑になるので、
このように変更したのだろうと思います。
正確を期すために書いておくと、
「若手」という表現を使っているのは私の便宜上で、
サッカー協会の規定にはそういう表現はありません。
これが若手育成のためのルールだ、という記述もありません。
私が勝手に、そうだろうと思ってるだけです。
てか、そうでしょ?(自信が揺らぐ……)
ともかくも、私の知らないあいだにルールが替わっていて
(言い訳しますが、サッカー協会の文書ってすごく読みにくいので、
毎年丹念に変更箇所がないかチェックなんて、とてもではないけどできません。
そういうことはちゃんとメキシコメディアが報道してくれなくっちゃ〜!プンプン
と、自分も(翻訳という労は取っているとはいえ)人様からの情報を
ちゃっかりちょうだいしている身で、文句を言ってみたりする……)
え〜、じゃあ2008年開幕シーズンも1000分満たしてたわけ?
このルールが導入されてしばらくは、何かと話題になってたんですが、
もう最近じゃどこのクラブもすっかり慣れっこ、
メディアも慣れっこ、らしくて、ニュースにもなりません。
でもちゃんと計算はしている、偉い。
というわけで、まだ残っていた昨シーズン(2008年開幕)の
若手プレイ分数一覧はこちら
うわ〜、みんなけっこう軽々と満たしてますね。
まあ満たしてなければ、それこそ大きな話題になってたはず。
んで、こういうのを見てるとムラムラと湧き起こる、
私の統計いじり癖。
若手が多いのはどこか?
で、並べなおしてみました。
チバス 4590
アトラス 4528.5
クルスアスル 3434
アトランテ 3041
アメリカ 3001.5
プーマス 2902
パチューカ 2719.25
モンテレイ 2469.75
プエブラ 1912
ネカクサ 1860
モレリア 1860
ティグレス 1847
ハグアレス 1825
テコス 1317
トルーカ 1240.25
サンルイス 1182.75
サントス 1082.75
インディオス 1057
分数に端数があるのは、パーセント計算するからでしょう。
上位に来るクラブを眺めれば、チバス、アトラス、クルスアスル、
アトランテもアメリカも、確かに若手、あれもこれもいるなあ。
下のほうのクラブを見れば、そう言えばあんまりいないかも?
medioさん、クラブの選手一覧に外国籍選手には印つけてくれてますが、
「若手」選手にもつけてくんないかな〜。
え、自分で調べなさいって?(笑
はい、そうします、また暇なときに。
それにしても、765分でも満たすのに苦労していたクラブが、
いまや楽々とそれを満たし、3倍4倍にもなる若手分数を稼いでいるとは、
この規定の効果はけっこうすごいですね。
これだけ若い選手たちがトップリーグで活躍できるのは、いいことです。
これってやっぱり、2005年のU-17優勝に触発されて、
若いころからどんどん大人に混じってやらせろ〜、ってな意見が
出てきて結実したものなんでしょうか。
そこらはサッカー協会内部の人に訊かないとわかりませんね。
まずはサイトのほうも修正しておきます。
個人が趣味でやってるサイトの限界ってことで、どうかお許しを。
【2009年 クラブ:その他の最新記事】

私の何気ないコメントがこんなことになってしまい、申し訳ありません。
一覧を見るかぎり、2008年開幕で好調だったサンルイス、トルーカは少ないですが、他に成績よかったクルスアスルやアトランテ、プーマスは若手を結構使ってますね。若手選手の出場時間の多い少ないはあまりチームの成績に直結はしてないみたいで、メキシコリーグではうまく若手がチームに溶け込んでるのではないのでしょうか。
つくづく興味深いシステムです。
えぇ〜、コンクリさんが謝ってくださることじゃありませんよ?
むしろ逆で、私のほうが感謝してるくらいです、
こんなきっかけがなかったら気がつかないでずっと勘違いしてただろうし。
偶然がふたつ重なって気が付きましたけど、
でも最初にコンクリさん紹介のコラムを読んだときに、
もう一歩深く考えて確認しておけばよかったのにと反省しました。
安田さんのコラムはそれより前に出ていたようなので、
そちらにはいずれにしても間に合わなかったと思いますが……。
んで、また私の悪い統計癖で(笑、
どれどれと解析したくなってるんですが、これが思ったより面倒で……。
リギージャの分を外すのは面倒だしなあ、
それは勘弁してもらって、このルールが導入される前と今との比較、
何とか数字を出してみようとしてるんですが……。
もうちょっと待ってくださいね。
意味のある結果が出たらまた記事にしますので!
てか、そんな解析したら、メキシコサッカー協会に資料として
使ってもらって感謝されてもいいかなあ(笑。
もっともそこまでするなら徹底的に、リギージャの分は外してやらなきゃなりませんが。
というか、データをちゃんと持ってる協会とかmedioさんがやってくれないかなあ。